【山口】氏本農園
氏本農園について
「瀬戸内海の小さな離島で、家畜にも環境にも優しい放牧畜産を活用した水田、果樹の有機複合農業」 瀬戸内海の小さな離島で、放牧豚などによる有畜複合農業に取り組んでいます。 過疎、高齢化、農水産業の衰退が進む国内の中山間地域や離島地域は本来地域の資源を有効に活用し、循環的で有機的な農水産業を核とした持続性の強い暮らしを展開してきました。 そしてそれらの地域では例外なく「まつり」が暮らしに必要なさまざまな知恵を伝え、人々の絆を維持する文化的、教育的な役目を果たしてきています。
今日の日本で、利便性の高い都市的な生活様式がこれだけ普及してきても暮らしの満足度が必ずしも向上しないのは、このような地方の暮らしが守ってきたものを失ってしまったからではないでしょうか。
小規模でも高品質な農水産物を生産できる中山間や離島地域で農水産業を再生し地域の暮らしの活性化を図ることで、これからの日本がめざす新しい社会のモデルを提示できると考えます。