会員資格

会員は、家畜の行動の自由を大切にするアニマルウェルフェア畜産業によって、「健康な家畜から安全で品質のよい食品を供給する」事業とともに「家畜と共に生きることによって癒しを受ける」ライフスタイルをもつことに努める。

会員は、アニマルウェルフェア畜産食品を実現するために、高い家畜福祉の価値観をもつ会員同志の協働によって、相互に助言し合い、また各人の個別事業の補完をし合い、コミュニティ共同体を進化させることに努める。そのために会員には以下の資格要件が求められる。

  • 家畜福祉の価値観を持ち、家畜を丁寧に飼育出来る適正な農場規模を経営管理する人
  • 家畜福祉食品の価値を消費者に供給するための流通販売、料理提供などに従事する人
  • 家畜福祉食品の価値を高く評価し、その購入消費によって、アニマルウェルフェア畜産を支援する消費者、新規農業者、学生、研究者などの個人
  • 社会的に信頼のおける個性Personalityを持ち、コミュニティにおいて互いに他の会員と連携することが出来る人
  • 家畜福祉の価値観をベースとする個人的なライフスタイルを実践している人

※加入申込者は推進委員会の審議によって新規会員として承認する。前もって推進委員の推薦を得ることが望ましいが、その限りではない。

会員制について

会員の種類

正会員

  • 役員による被推薦者及び一般申込者を役員会で審議してコミュニティへの入会が承認される。
  • 正会員はコミュニティの運営に責任をもち、総会等の議決権を有する。
  • 正会員はアニマルウェルフェア大学のAW研修講座を受講して、AW畜産の基礎知識をもつことにする。
  • 役員は正会員の中から選出される。
正会員の区分
ビジネス会員
「アニマルウェルフェア飼育農場会員」と「アニマルウェルフェア食品企業者」からなる
ビジネス会員はコミュニティの消費者個人会員との交流を行う。
「アニマルウェルエア飼育農場会員」は、「3ヵ年AW改善計画の作成公表」農場会員と「未作成」農場会員からなる。
「3ヵ年AW改善計画の作成公表」農場会員は、AWFCJの商標登録のロゴとウェルフェアフード用語の使用が許可され、公表後3年目にAW改善評価委員会の評価と助言を受ける。
「未作成」農場会員は、AWFCJ商標登録ロゴとウェルフェアフード用語の使用は不許可であり、1年間の猶予のうちに作成されない場合は退会となる。
「アニマルウェルエア食品企業者」は、アニマルウェルフェア食品についての自主的ガイドラインをもつことを必須の資格条件とする。
消費者個人会員
アニマルウェルフェア畜産とAW食品の価値を認知するライフスタイルを実践するために、コミュニティのビジネス会員との交流活動を行う。その一手段として、農場への見学、体験研修などによるAW家畜とのふれ合いやAW食品の取得特典などを求めることができる。
AW大学でのAW専門知識の研修を必須条件とする。
AW改善評価委員会の研究者・専門家会員
大学等の学術機関に所属する研究者、動物保護市民団体の専門家、AW畜産・食品企業のコンサルタントなど、AW畜産とAW食品企業についての専門知識を持って仕事とする個人の会員とする。
ビジネス会員についてのAW改善評価を行うとともに、正会員へのAW畜産の基礎知識を研修するAW大学の講座に参画する。

学生会員

  • 役員会によって入会が承認される。
  • 学生会員はコミュニティの諸プロジェクトへの参加や情報を得ることができるが、コミュニティの運営に携わることはできない。

賛助会員

  • 役員会によって入会を承認される。
  • 賛助会員はコミュニティへの自主的な寄金によって貢献し、コミュニティの諸プロジェクトへの参加や情報を得ることができるが、運営に携わることはできない。

会費について

会員の会費については総会で決定する。

現行の会費は、加入会費と毎年の年会費がある。

ビジネス会員の加入会費は初回一口5万円、翌年度からの年会費は1万円とし、他の正会員の加入会費は初回一口1万円、翌年度 からの年会費は1万円である。学生会員の加入会費は初回一口3千円、翌年度からの年会費は3千円である。 

申し込みはこちら