【京都】かんばやし
自然農園グループ
小さな島国である日本では、大規模な工業的農業が立地できるエリアは限られており、中山間地域や多くの離島では小規模でも米、麦など穀物や各種野菜、果樹を複合的に栽培する複合農業が生産合理性を持っています。 その際には少頭数の家畜飼育によって農場副産物の有効利用や家畜糞尿の堆肥活用が図られ、農場ごとのエコシステム機能が高まることで経営の持続力が高まるとともに地域自然環境との親和性が高まります。
かんばやし自然農園グループはそんな農業生産理念を共有する仲間が楽しみながら身の丈の取り組みをするために生まれました。 新しい仲間もこれから増える予定です。 国内では離農による農家減少が続き耕作放棄地の増加に歯止めがかかりませんが、新しい農業の動きも静かに進んでいます。
主な取り組み
- 多様な家畜を少頭数AWに基づいて飼育(牛、豚、採卵鶏、蜜蜂など)
- 穀物、野菜、果樹は無農薬、無施肥栽培とする
- 家畜飼料は農場副産物や地域内の副産物とする
- 農場生産物は地元中心に販売
メンバー:てまひま自然農園(京都府綾部市五津合町)、きたむら自然農園(京都府綾部市睦寄町)氏本自然農園(山口県上関町)