東都生活協同組合

いのちをつなぐ大切なたべものを未来につなげる

3カ年計画・事業計画

設立
1973 年 6 月 10 日
沿革
東都生協は、より安全でよりすぐれたものを手に入れたいという消費者の願いから 1973 年に設立されました。「産直」「協同」「民主」-いのちとくらしを守るために- の基本理念のもと、消費と生産を結ぶ「産直」(産地直結)を基軸とした事業と活動を進めています。
日本農業と食料自給率向上に貢献する産直生鮮品・国産応援商品をはじめ、安全で質の良い生産物を安く安定して供給する共同購入事業を柱として、くらしの要求に応えるさまざまな商品とサービスを組合員に提供しています。
2008 年からは、食の安心を次世代へ継承する「食の未来づくり運動」を提起。交流・訪問 2 万人運動や産直・国産商品の利用促進、商品づくりへの参画など、生産者との交流・共同を通じ、持続可能な社会に向けて組合員が主体的に食とくらしに向き合い、食卓から日本の農業を応援する行動を進めています。
組合員数 241,133 人
出資金総額  66 億 6,208 万円
事業内容 供給事業、保障・生活文化事業、生活支援事業
総事業高 316 億 8,960 万円
総供給高 309 億 5,479 万円

東都生協におけるアニマルウェルフェアの取り組み

(1)「食べもの」と真面目に向きあい、努力を惜しまない生産者

アニマルウェルフェアとは、家畜の自発行動に十分留意する快適性に配慮した飼養管理を行い、不必要な苦痛を与えずにストレスをできるだけ減らし、動物本来の行動要求が満たされた、健康的な生活ができる状況にあることをめざす考え方のことです。

東都生協では、産直産地とともに、家畜の命を尊び、快適でストレスがかからない環境に配慮することで病気のリスクを減らし、免疫力を上げることで安易に薬剤に依存しない健康に過ごせる飼養管理に取り組んでいます。この取り組みは、結果として「安全・安心」や「おいしさ」を満たし、豊かな食生活をもたらすものであり、畜産を生業とする産直産地の持続や発展にもつながると考えています。

東都生協の組合員は、この安全・安心でおいしい畜産物をいただけることに深謝し、生産者の苦労や努力にも心から感謝しながら、これからもアニマルウェルフェアへの理解を広めていくことをめざしています。

 

(2)「食べること」に誠実で、熱心であり続ける組合員

東都生協は設立当初、それはアニマルウェルフェアという言葉や概念が認知されていない頃から産直産地と連携し、開放鶏舎や平飼い、ゲージ段数制限、放牧や自給飼料など、家畜の飼料や育つ環境への配慮こそが安全な「食」の源であると考える組合員の思いをカタチにしてきました。それらはアニマルウェルフェアのコンセプトに通じる考え方であり、丁寧な飼養で放牧豚や放牧牛、平飼い卵などの商品となって提供をしています。また、組合員がこの取り組みを理解して利用を継続することで、産直産地がより高いレベルの飼養を進めることを可能にしています。

東都生協の畜産物は、すべて「いつ」「どこで」「だれが」「どのように」育てたかが明らかで、つくり手の顔がみえる、深い信頼関係のなかでつくられた、安全・安心な畜産物を取り扱っています。

ぜひ、一人でも多くの消費者に味わっていただきたい。そして、生きる源である食糧を自国の大地から絶やすことなく、生産と消費を基軸とした「食」を子や孫に残す、いのちをつなぐ大切な食べものを未来につなげる「食の未来づくり運動」の輪を広げていきたいと考えています。

 

(3)東都生協で取り扱うアニマルウェルフェア関連商品

  ・平飼い卵(JAやさと、匝瑳GPセンター) ・ゆうき卵卵(ワタミファーム瀬棚)

  ・北里八雲牛、有機北里八雲牛(北里大学)  ・北海道放牧豚(希望農場)

  ・秋川牧園の若鶏(秋川牧園)        ・明治オーガニック牛乳(明治乳業)

・オーガニックチキン(内外食品)

東都生協の続けられるナチュラルライフ

https://www.tohto-coop.or.jp/tohto-natural/

北里八雲牛、有機北里八雲牛(北里大学)

北海道放牧豚(希望農場)

平飼い卵(JAやさと、匝瑳GPセンター)

組合員との交流

※2018年3月20日 現在