【山口】秋川牧園
秋川牧園について
秋川牧園の歴史は、理想の農と食を追求する歴史です。
私の祖父である秋川房太郎が昭和初期に中国に渡り、苦労の末切り開いた秋川農園。土と生き物を友とする農業の実践を通して、命の源である食を担う農業者の心がまえ、そして、よい食べ物づくりは生産者が希望に満ち溢れていないと難しいんだという、今も秋川牧園に息づく理念を育みました。
昭和47年。私の父である秋川実(現会長)が、現地山口市仁保で、「1羽の鶏、1個の卵から健康に」の決意でスタートした秋川牧園。農薬や合成添加物などの多用が進み、食本来のあり方が大きく損なわれている状況の中、健康で安全な食べ物づくりの挑戦は、その後多くの仲間にも恵まれ、平成9年には農業の会社として、日本で初めて株式上場することもできました。
よき人生の何よりの基盤である健康。その健康にとって最も大切なものが毎日の食です。また、食は日々の暮らしの中で、おいしさやはずむ会話や自然とのつながりの実感など、さまざまな豊かさを私たちに与えてくれるものです。 一方で、食の信頼が大きく揺らぎ、世界的な食糧情勢も不安定化する中で、日本の農業の危機が叫ばれています。
秋川牧園は、食を担う会社として、食べて下さる方の健康、そして真に豊かで、真に賢い社会と暮らしの創造に向けて、これからも日々努力してまいります。
皆様のなお一層のご支援・ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。