「2019年アニマルウェルフェア大学講座」慨要

AW大学開講の意義

 

AWFCJの会員には、AW畜産物は食品という単なる『モノ』ではなく、人と家畜(動物)が相互に与え合う『癒し』機能を持つもので、『人も動物も満たされて生きる』という基本的な考え方を深く理解し、生きものと人の関わりやその歴史、制度、農畜産業・流通・飲食業界の実態、生物多様性、動物愛護、家畜本来の行動要求、健康管理、WQ(ウェルフェア品質)などからAWライフスタイルチェーンの構築に至るまでAW全般に精通し、高い見識を持つことが求められます。

講座では、AWの考え方や飼育方法、生産・流通・消費の実態とそれぞれの現場でのAW評価方法、制度、世界の動向などをより幅広く専門的に学び、それぞれの生活でAWライフスタイルを実践する人材を育成するとともに、AW研究及びAWライフスタイルチェーン構築に向けた活動を主体的に行うリーダーの養成を目指します。

AW大学はAWFCJ会員に向けた講座ですが、FAW(ファームアニマルウェルフェア=家畜福祉)に関心を持つ多様な分野・カテゴリーの人々の受講を歓迎します。

AW大学AWライフスタイルマスター養成講座

開講期間

2019年7月〜2020年1月の期間に6回(各3時間×2)の座学と1回の農場研修を受講。

農場研修はAW実践農場(3か年AW改善計画を提出・実践している農場)のうちから選択。

修了考査あるいはレポート提出・評価を経て修了。修了者には修了証を発行し、AW大学認定のAWライフスタイルマスターの資格を授与する。
なお、2019年7月6日(土)開催予定の国際シンポジウムを第1回目のAW大学講座とする。

資格授与

2019年7月〜2020年1月の期間に6回(各3時間×2)の座学と1回のAW実践農場での研修の成果を受講考査あるいはレポートで評価し、合格者にはAW Lifestyle Master(アニマルウェルフェアライフスタイルマスター)資格を授与します。

受講料

正会員および学生会員は無料

非会員の場合は各回1万円(全7回7万円、資料代含む。)

農場研修の交通費・宿泊費・食事代等の実費は各自負担。

受講方法

講義は教室及び研修農場で行い、Skypeあるいは通信などでの受講可能。

教科書・参考文献

  • 『日本と世界のアニマルウェルフェア畜産下巻 21世紀の畜産革命』(養賢堂)
  • 『日本と世界のアニマルウェルフェア畜産上巻 人も動物も満たされて生きる』(養賢堂)
  • 『人間動物関係論 多様な生命が共生する社会へ』(養賢堂)
  • 『実践飼養マニュアル 養豚現場のホップ・ステップ・ジャンプ』(日本畜産振興会)
  • 『畜産の研究』(養賢堂)他 

講座内容

第1回
7月6日

AWFCJ国際シンポジューム「世界のAW畜産企業ビジネスが日本をどう変革するのか」

(2019年7月6日開催の国際シンポジウム講演および質疑応答を含む)

  1. 懇親会/受講者・講師・AWFC会員・スタッフとの顔合わせ懇親会

第2回
8月

日本と世界のAW畜産革命の現状

[7月末~8月初旬 北海道 3h×2]

  1. 農場研修:AW酪農農場研修:大都市近郊酪農(乳牛)

第3回
9月

畜産物流通の実態と課題、AW畜産の近未来

[北海道 3h×2]

  1. A農場研修:AW養豚農場研修:放牧養豚農場+放牧酪農場

第4回
9月

AW畜産と技術的課題・科学的分析・評価

[岩手県 3h×2]

  1. AW養牛農場研修:山地酪農農場+短角牛放牧農場

第5回
10月

 AW認証の課題:AW畜産物と有機JAS、GAP等認証制度 

[山口県 3h×2]

  1. AW肉用鶏農場研修:無投薬肉用鶏農場+AW鶏肉加工場

第6回
11月

AWフードチェーン開発とAWライフスタイルチェーン構築プラン作成

[東京都 3h×2]

<農場研修>

AW実践農場で、家畜と触れ合い、家畜の声を聴いて、 農場におけるAW評価方法・評価の視点等を学ぶ

AWFC主催の実践農場ツアーを開催、参加受講生のAW農場研修と位置付ける。

ツアーに参加できない者は、7〜10月の間にAW実践農場(採卵鶏・養豚・酪農・肉牛)のうち少なくとも1か所で研修を受ける。