実施日:R4年11月12日(土)
時間:10:00~16:00
場所:練馬区石神井公園区民交流センター
地元の機会を活用してアニマルウェルフェア(AW)の普及をしようと、5年前から「消費生活展」に参加しています。生活展はブースを設定して消費者の方に一人一人対話する方法で、新しい暮らしの情報提供、社会の課題と解決を普及する機会です。私はこの展示の機会ではアニマルウェルフェアフードコミュニティ(AWFCJ)ブースとして、AWFCJの資料、生産者、流通企業などの情報をいただいて啓蒙、普及活動を続けています。コロナ感染が拡大からは、対面式ブース式の機会は中止になっていたのですが、今年はそれが再会し、コロナ後初めてのブース参加が再開しました。
例年、3日開催されるのですが、今年は1日だけの開催でした。参加は24団体、入場者は約720名でした。各団体のブースではポスター展示、パンフレット配布、動画、体験コーナーなどなど、直接来場者と会話して啓蒙活動などをします。
AWFCJのブースは、ポスター写真をパネル一面に展示したので、圧倒的に目を引いたようでした。皆様興味津々にブースに訪れてくださり、数えられるだけでも37名とお話をすることができました。
日頃AWの仕事に従事していると、問題を認識している方に囲まれています。するとあたかもAWは浸透に普及していると感じるのですが、平均的には社会問題に意識が高い消費生活展の来場者でも、AWについて「初めて知る」「なんとなく聞いたことがある」と、まだまだ認知が不足していることを改めて認識しました。しかし、採卵鶏、肉用鶏、豚、乳牛、肉牛の現在の飼育の課題をお話しすると、100%皆様が同意されます。頻発して問われた質問は、下記にまとめられます。
- 価格はどれくらい高くなるか
- 日本の現状は海外から遅れているか
- どこで買うと良いか
- 生協なら安心か
- AWFCJでは通販あるか
主催する練馬区集計したアンケートの結果には嬉しいものがありました。
自由コメント:
- AWFCの活動の重要性を認識した
- AWは新知識でおもしろかった
- AWはよく知ることができました
「ブースでイベントで興味を持ったものは」という問い:
- 不燃ごみと資源 (練馬清掃局) 177件
- 地震時の避難 (関東電気保安協会)162件
- 下水道と油の関係 (東京都下水局)145件
- 捨てたゴミの行方 (ねりまゴミフォーラム)133件
- AWFC「アニマルウェルフェアブース」(AWFCJ) 81件
関係者によると#1~4の団体は、何かしらのお持ち帰りのお土産を配布していたので、人気が高いが、AWFCJではポスターとパンフレットだけで、無料でのお土産などはないのに、「81件」という数字は素晴らしいと大変嬉しいフィードバックをいただきました。
今回ブース参加には、新潟動物ネットワーク(NDN)の岡田さんにパンフレットのご提供をいただきました。また矢崎代表にはAWFCJのパンフレットと写真ポスターを事前にお送りいただきました。とても効果的なブースになったと思います。大変にありがとうございました。
コロナで中止になってしまった数年があったので、せっかく前に進んだ普及も後退、ということもあるでしょう。ただ毎回出席し普及を続けることは意義があると考え、次回2023年6月のポスター展示展でも参加する予定です。