2016年5月26日

Animal Welfare Food Community Japanとは

アニマルウェルフェアとは

人も動物も満たされて生きる”という概念である

アニマルウェルエア畜産とは

“家畜を行動要求満足度の高い生活状態で飼育する”生産システムである。

そのことによって人も家畜から安全で質の高い“「ウェルフェア食品」と精神的な「癒し」をも与えられるという、
人と家畜とが相互依存する”ウェルフェア共生システム”と定義

【コミュニティ設立の趣旨】

欧米などの畜産先進国は、家畜の行動の自由を閉じ込め、生産性と効率性の向上を目的としてきた工場的畜産からアニマルウェルフェア(AW)畜産への転換をすすめており、また世界動物保健機関OIEも2005年から世界家畜福祉基準を策定している。
当コミュニティは、このような国際的状況の変化に対応して、我が国のAW畜産の進化をめざして以下の理念のもとに設立する。

【家畜は物でない】

家畜(動物)は、“単なる農産物ではなく、感受性のある生命存在Sentient Beingsである”から、ストレスによって飼育環境下の病原菌に対する免疫力を失い、感染し、病気になる。
それ故、飼育者は、家畜をストレスから解放し、行動要求が満たされた健康的で福祉レベルの高い生活をおくれるように飼育する責任がある。

【家畜福祉・アニマルウェルフェアとは、“人も家畜も満たされて生きること”】

英語のWel-fare(一般的訳語;福祉)の語源的意味とは、人間も動物も“満たされてWel, 生きているfare”と捉えられる。
家畜のアニマルウェルフェア(家畜福祉)とは、家畜が最終的な死を迎えるまでの飼育過程において、ストレスから自由で、行動要求が満たされた健康的な生活ができる状態にあるとともに、それによって人も家畜から癒しを受けるなど、家畜と人が相互に満ち足りた生活を与え合っている状態と定義される。

【アニマルウェルフェア畜産の理念】

  1. それゆえ、アニマルウェルフェア畜産(家畜福祉畜産)とは、
  2. 家畜をそのような「行動要求満足度の高い生活状態で飼育する」生産システムであるとともに、
  3. そのことによって人も家畜から安全で質の高い「ウェルフェア食品」Welfare Food と精神的な「癒し」Welfare Care Service をも与えられるという、人と家畜とが相互依存する”ウェルフェア共生システムWelfare Symbiotic System”と定義することができる。
  4. しかも、“ウェルフェア共生システム”で生産される、これら2つのウェルフェア商品の価値を実現するためには、生産段階に従事する人たちだけでなく、
    流通業、食品加工業、レストラン等の飲食業に従事する人たちと共に、
    かつ、最終消費者である多様な人々がアニマルウェルフェアを重視するライフスタイルをめざして、生産活動と生活活動を結びつけるあらたな社会的ネットワークを形成していくことが不可欠である。そのような人も動物も満たされて生きる“ウェルフェア フードの時代”が始まっているのである。

【コミュニティの AW 基本原則】

原則1

当コミュニティは、世界の家畜福祉の原則となっている以下の『5つの自由Five Freedoms』の実現をAW畜産経営の基本原則とする。

  1. 「飢えと渇きからの自由」(健康と活力の為に必要な新鮮な水と飼料の給与)
  2. 「不快からの自由」(畜舎や快適な休息場などの適切な飼育環境の整備)
  3. 「痛み、傷、病気からの自由」(予防あるいは救急診察および救急処置)
  4. 「正常行動発現の自由」(十分な空間、適切な施設、同種の仲間の存在)
  5. 「恐怖や悲しみからの自由」(心理的な苦しみを避ける飼育環境の確保及び適切な待遇)

原則2

AW畜産で飼育された健康な家畜が生産する畜産食品は、安全で人の健康に寄与する「高 福祉品質 High Welfare Quality」という付加価値をもっている。

コミュニティは、この食品価値を認知する消費者へ供給するチェーンの開発及び促進事業を実行し、畜産食品市場にAW畜産食品を普及することを事業原則とする。

上記を原則として、家畜福祉食品の生産・加工・流通を担う実業者のコミュニ ティ Community(共同体)を建設する。

コミュニティの活動目標と協働事業

【活動目標】

家畜の行動の自由を大切にするアニマルウェルフェア畜産業によって、「健康な家畜から安全で品質のよい食品を供給する」事業を実践する
家畜と共に生きることによって「癒しを受ける」ライフスタイルを確立する。
会員がアニマルウェルフェア畜産食品を実現するために、高い家畜福祉価値観をもつ同志の協働によって、相互に助言し合い、また各人の個別事業の補完をし合い、コミュニティ共同体を進化させることを目的とする。

【協働事業】

  1. コミュニティは、自主的にAW飼育改善のガイドラインをつくり、会員農場はそのガイドラインに即したAW飼育の改善を計画的に実行する。
  2. 会員の各農場は、コミュニティのAW飼育ガイドラインに即した、『3か年AW改善計画』を作成しそれを公開する。
  3. コミュニティは、会員農場のAW飼育改善計画の実施進行状態を会員相互で評価するために、客観的な調査と助言を行う第三者組織を設ける。
  4. コミュニティは、日本の現状である工場的畜産からの脱皮を図り、AW畜産への転換に努力する実業家を支援するために、情報提供と教育研修の事業を実行する。
  5. コミュニティは、コミュニティ・ブランドCommunity Brand(CB)のロゴと商品用語を商標登録し(出願済)、アニマルウェルフェア畜産の促進に活用する。
  6. コミュニティは、AW商品の供給チェーンシステムSupply Chain Systemを農場、食品企業者、流通業者、外食業者、消費者とで協働して開発する
  7. コミュニティは、新規ビジネス事業を会員相互の協働によって開発し、我が国のアニマルウェルフェア畜産の促進に寄与する。

【ロゴマーク】

◆商標登録(ロゴ商標)

   logo

◆商標登録(文字商標)

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